【オタク大賞R11アフターレポート】2011年9月4日

2011年9月4日、新宿ロフトプラスワンにて「オタク大賞R11プレステ遺産」が開催されました。

今回はゲームネタということで、オタク大賞レギュラーの志田英邦さんが「是非とも出ていただきたい」と三顧の礼でお迎えしたクソゲーハンターこと、多根清史さんと箭本進一さんのお二人と、今回が初司会となる宮昌太朗さんが今宵も熱く語ってくれました。

プレイステーション(PS)生誕17周年という節目でもなんでもない年に、ちょっとPSのこれまでの歩みを振り返りつつ、思い出の名ソフトたちを「プレステ遺産」に認定して後世に語り継いで行こうではないか…という、的外れな使命感に突き動かされたこの企画。もちろんオタク大賞ですから普通に有名タイトルを扱うとは思えませんがw。
出演者4人は「遺産審議委員」として、Tシャツとジーパンなどというゆるい服装ではなく、きちんと正装で登壇。なぜか「ツケヒゲ」をつけて(笑)。どうやらこれが、オタク大賞の考える「権威」ということのようです。

あらかじめ志田さん、多根さん、箭本さんには遺産候補を5タイトルずつ用意していただき、それを古い順にプレゼンしながらPSの歴史も振り返りつつ、「プレステ遺産」にふさわしいかどうかを審議委員たちが審議して行きます。
この日「候補」としてあげられたのは以下の通り。
(多根)『闘神伝』『バイオハザード』『風のクロノア』『リモートコントロールダンディ』『サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜』
(箭本)『ZXE−D』『Gダライアス』『エアガイツ』『北斗の拳 世紀末救世主伝説』『餓狼伝 Breakblow Fist or Twist』
(志田)『Jumping Flash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』『どこでもいっしょ』『メタルギアソリッド2 サンズオブリバティ』『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』『トルネ』
やたらと初代PSに偏っていたり、ソフトじゃないものが混じっているのはご愛嬌。

以上のタイトルに加え、ツイッターやアンケートのご意見も加味しつつ、今回「プレステ遺産」に認定されたのは以下の4タイトルです。
おめでとうございます!選ばれても何もいいことはありません!

箭本委員選定…『どこでもいっしょ』
多根委員選定…『闘神伝』
宮委員選定……『Jumping Flash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』
志田委員選定…『トルネ』

第三部は、毎回恒例の「オタクニュース&アンケート」のコーナー。
今回の出演者の皆さんが選んだ「ピックアップニュース」は以下の通り。
(宮)
●6月19日/声優・川上とも子(41)死去
●7月26日/作家・小松左京(80)死去
●7月5日/『魔乳秘剣帖』の巨大看板撤去
(多根)
●7月23日/アニメーター・芦田豊雄(67)死去
●8月24日/スティーブ・ジョブス、アップルのCEO辞任
●7月11日/レディー・ガガVS黒柳徹子
(箭本)
●7月29日/ゲームアーツ宮路武死去
●7月/「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000% 」が好調、CDやゲーム難民も
●8月28日/「仮面ライダーOOO」終了、映画は8月初週の映画動員ランキング1位
(志田)
●6/20 「アイスの実」CMにCGによるAKB48新メンバー、江口愛美が登場
●7/21 雑誌『ぴあ』休刊、39年の歴史に幕
●8/11 携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」値下げ、25,000円から15,000円に

今回は、逝去のニュースが多くて、何となくしんみりしたりもしつつ、新ライダーの話題や、出演者の四人ともかかわっていた雑誌「CONTINUE」の話題に花が咲いたりしつつ、盛り上がりの内に終了しました。

【出演】(順不同)
宮昌太朗(ライター)
多根清史(ライター・クソゲーハンター)
箭本進一(ライター・クソゲーハンター)
志田英邦(ライター)

【会場】新宿ロフトプラスワン
    新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
    TEL 03-3205-6864
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【オタク大賞R10アフターレポート】2011年6月5日

6月5日、新宿ロフトプラスワンにて「オタク大賞R10 今夜決定! 輝け!!第1回日本アツい漫画グランプリ」が
開催されました。

本家オタク大賞のスピンオフ企画として始まった「オタク大賞R」は早くも10回目。今回はオタク大賞のレギュラーメンバーで、マンガ原作者でもある鶴岡法斎さんのプロデュース企画として、月刊マンガ誌がテーマに選ばれました。注目度こそ週刊マンガ誌の影に隠れがちですが、逆にマイペースだからこそ作家の個性が花開く月刊マンガ誌がアツい!(雑誌も厚い!)マンガ業界の表も裏も熟知した論客のみなさんが熱く語ってくれました。

月刊マンガ誌の分厚さをノギスで実際に計ったり、各誌の立ち位置をマッピングしつつ、今回のトークで話題になったのは『BLACK LAGOON』『青空にとおく酒浸り』『となりの関くん』『球場ラヴァーズ』『SIN』『淀川ベルトコンベアガール』『アヴァール戦記』『花もて語れ』『サユリ』『エクゾスカル零』『修羅の門 第弐門』『ヴィンランド・サガ』『謎の彼女X』『海街Diary』『げんしけん 二代目』……といった作品(順不同)。

このなかから壇上での審査を経て、下記の3つの作品を、オタク大賞Rが選ぶイチオシの作品として選ばせていただきました。副賞などはなくて恐縮ですが、とにかくおめでとうございます!

「輝け!!第1回日本アツい漫画グランプリ」結果
・グランプリ 『羣青』(中村珍・「IKKI」)
・特別賞 『ザ・松田〜ブラック・エンジェルズ〜』(平松伸二・「ほんとうにあった笑える話」)
・小林直人賞 『高杉さん家のおべんとう』(柳原望・「コミックフラッパー」)

「マンガは読むけど月刊マンガ誌は買ってない」「いま連載中の渋い作品が知りたい」「自分のニッチな趣味に合ったマンガを探している」「これから話題になりそうな作品を先物買いしたい」といったことでお悩みのあなた! まずは上記の作品で気になったものから手に取ってみてはいかがでしょうか? ちなみに今回のイベントの模様はこちらのTogetterにもまとめられていますのでご覧ください。それでは次回の「オタク大賞R11」でお会いしましょう!
【出演】(順不同)
鶴岡法斎(マンガ原作者)
奈良崎コロスケ(ライター)
芝田隆広(ライター)
山脇麻生(元「みこすり半劇場」編集長)
江戸栖方(触手研究家)

【会場】新宿ロフトプラスワン
    新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
    TEL 03-3205-6864
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【オタク大賞Hアフターレポート】2011年4月9日

4月9日、阿佐ヶ谷ロフトAにて「オタク大賞H〜放射精物質をぶっとばせ!〜」が開催されました。今回から始まった「H」はオタク大賞シリーズの新しいレーベル。以前に数回「ちょっとHなオタク大賞」としてやっていた下ネタ形シリーズを今回から新たに独立レーベルにしたもの。
今回の出演者はアニメ評論家の藤津亮太さん、フィギュア原型師の東海村原八さん、マンガ原作者の鶴岡法斎さんという、いつものメンバーに加え、以前「ちょっとHなオタク大賞」でも特集した、ジュブナイルポルノ作家の雑破業さん!「H」の名の通り、下ネタ満載でお届けしました!
東日本大震災から間もない期間での開催とあって、トークは不謹慎でもできる限りの援助をしようということで企画されました。入場料の一部と出演者のギャランティ、そして出演者の皆さんに持ち寄っていただいたグッズのオークション売上すべてを義援金とさせていただこうという特別企画。

まず第一部は出演者の自己紹介を兼ねた「ネタトーク」のコーナー。「性の目覚め」「俺のズリネタ公開!(一軍&二軍」「意外とエロく聞こえる日本語」などなど、ほとんど性癖暴露コーナーに!? それぞれのネタの盛り上がりを雑破さんがチ○コパネルの立ち方で判定するという、エロ事業仕分けが行われました。

第二部は「ティッシュトーク」と題して、ティッシュの箱からお題を取り出す大喜利コーナー! 「この人はこんなオナニーをしてそう」「僕の考えた面白フーゾク」「この人になら掘られてもいい!(男編&女編)」といった数々の話題に、出演陣も当意即妙のボケを連発。雑破さんと鶴岡さんの下ネタの掛け合いの早さには会場も置いてきぼりに!?

第三部はアンケート&チャリティーオークションのコーナーを開催。抱き枕カバーやフィギュア、本物のスクール水着まで飛び出す大盤振る舞いに会場もヒートアップ! このオークションの売り上げなど、今回のイベントで104,700円を東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付させていただきました!

今後もオタク大賞Hはオタク大賞Rと並んで開催していきますので、次回をお楽しみに!

【出演】(順不同)

藤津亮太(アニメ評論家・一般部門担当)
鶴岡法斎(マンガ原作者・その他部門担当)
東海村原八(フィギュア原型師・ホビー部門担当)

ゲスト:雑破業(
小説家、漫画原作者、脚本家)

【会場】Asagaya LOFT-A
    杉並区阿佐谷南1−36−16−B1
    TEL 03-5929-3445
    [Map]

 
【Otome Awards 2010アフターレポート】2011年1月22日

1月22日、阿佐ヶ谷ロフトAにて「Otome Awards 2010」が開催されました。2010年2月に「オタク大賞ガールズサイド2009」として行われた、女子向けオタク大賞を、雑誌『オトメコンティニュー』とのタイアップでリニューアル! 2010年のオトメ的コンテンツを、会場の女子も男子も合わせて盛り上がる楽しいトークイベントとなりました

ジャンル分けがはっきりしている本家オタク大賞とは違い、お気に入りであれば二次元でも三次元でも追いかけてしまうのがオトメの真心。そこで今回は壇上の審査員も部門担当で区切らず、ジャンルを横断する形で審査員それぞれが2010年の思い出深い作品・人・出来事をプレイバック。各タイトルを「二次元⇔三次元」(タテ軸)、「漢⇔乙女」(ヨコで示したパネルに貼りつけ、少女マンガからアイドル、お笑い芸人からスポーツ選手まで、まで思い入れたっぷりに振り返ってくれました。

そして最後に、この日最も盛り上がった話題として、大賞はTV番組『戦国鍋TV』に決定! 戦国時代をモチーフに、若手俳優が歌からコントまで大活躍する、まさに何でもアリ(でも歴史考証はガチ)な内容が高く評価されました。続いて審査員からの個人賞もそれぞれ選出。詳しい内容はこちらでチェックしてみてください。

本家オタク大賞とはまた違った雰囲気で、女子オタクの愛にあふれる(ちょっとダダ漏れ気味な)「Otome Awards 2010」。今後も続けていく予定ですので、2011年も様々なオトメコンテンツを愛でながら、次回をお待ちください!

【出演】(順不同)

両角織江(『オトメコンティニュー』編集長)
おーちようこ(ライター)
小山繭子(ライター)
竹内佐千子(マンガ家)
リタ・ジェイ(イラストレーター)

【会場】Asagaya LOFT-A
    杉並区阿佐谷南1−36−16−B1
    TEL 03-5929-3445
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【日本オタク大賞2010アフターレポート】2011年1月15日

1月15日、新宿ロフトプラスワンにて今年も「日本オタク大賞2010」が開催されました。2010年のオタク的事象をトークで楽しみつつ、一挙にまとめて振り返るこのイベント、今回は初めてUstream中継も行われ、最大で1000人近い視聴者にも見守られるなかで賑やかに行われました。

各部門の審査員がそれぞれ6つずつ挙げた2010年のトピックから、3時間以上ものトークのなかで盛り上がった作品を中心に「ドカベン(特に微笑三太郎)」「ハートキャッチプリキュア!」「エルシャダイ」「キムタクヤマト第三艦橋」「ゲゲゲの女房」「はやぶさ」「三木一馬」「小林ゆう」「非実在青少年」という9つの大賞候補が選ばれました。

審査員の票に会場票を加えた投票結果は、なんと「はやぶさ」と「ハートキャッチプリキュア!」が同数に! 会場の拍手の量でも決着がつかず、史上初のダブル受賞として、日本オタク大賞2010は「はやぶさ」と「ハートキャッチプリキュア!」の両方に決定しました。続いて各審査員が個人賞を選び、2010年を総括。各賞の選評と受賞コメントについてはこちらをご覧ください。

Ustream放送中は話せない、大賞決定後のぶっちゃけトークも行われ、5時間近くに及んだイベントもいよいよフィナーレ。先行きが見えないオタク業界については、今回初出演の前島さんが「大丈夫だ、問題ない!」と最後に『エルシャダイ』の名ゼリフで締めくくってくれました。2011年はどんなオタクコンテンツが話題になるか、来年もご期待ください!

【出演】(順不同)

藤津亮太(アニメ評論家・一般部門担当)
鶴岡法斎(マンガ原作者・その他部門担当)
東海村原八(フィギュア原型師・ホビー部門担当)
志田英邦(ライター・ゲーム部門担当)
奈良崎コロスケ(ライター・マンガ部門担当)
前田久(ライター・アニメ部門担当)
前島賢(ライター・ライトノベル部門担当)

【会場】新宿ロフトプラスワン
    新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
    TEL 03-3205-6864

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主催:オタク大賞実行委員会
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